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結婚指輪の値段を決める要素

結婚指輪の平均額について

結婚指輪の平均額は、20万円〜30万円です。年度によって細かい数字が変わりますが、ここ10年は20万円〜30万円の間を行ったり来たりの状態になっています。
指輪の平均額は、年代や都市によって変わるのも事実。20代の平均額は24万円前後ですが、30代となると30万円超える結果になっていました。しかし「30万円を超えている」とはいえ、超えた分の価格は数千円程度。消費税額よりも少ない金額です。事細かく見ても値段は多少前後するものの、結婚指輪の平均額は20万円〜30万円と捉えて問題はないでしょう。

結婚指輪のお値段の理由

結婚指輪の平均額が「高い」か「安いか」の判断は、個人に委ねるしかありません。ただ結婚指輪の平均額が20万円〜30万円となるには、理由があります。1番の理由は、使用されている素材です。
結婚指輪は、主にプラチナとゴールドで作られています。プラチナの値段は、1gあたり4,000円前後で取引(2023年時点)されています。指輪の重さは5g前後と仮定すると、材料費だけで2万円かかる計算です。プラチナは大変貴重な素材であり、近い将来は枯渇するとまで言われているほど。素材の値段に関しては、個人だけではどうしようもありません。

素材について

プラチナは、最初から指輪の形にはなっていません。職人の手に渡り、時間をかけてようやく指輪の形になるのです。指輪の形にするだけでも、お金はかかります。職人にも職人の生活があるのです。
シンプルなデザインの場合、職人にかかる負担は軽くなるため、お値段は安くなる傾向に。逆に複雑なデザインの指輪となると、高くなる傾向にあります。

職人からお店へ

先程の少し話はかぶりますが、指輪を形にして店に売り出すまでの過程も、指輪の価格に大きく関わります。職人が結婚指輪を作っても、店に運んで売り出さなければ利益になりません。指輪を店に運ぶだけでも、かなりの重労働。輸入品となったら、とんでもないことです。
お店に出すにしても、広告費・人件費・諸経費用などが加算されます。ありとあらゆる要素を凝縮し導き出したのが、結婚指輪の値段なのです。